Twitter

Twitter

ナカニシヤ出版:新着情報(HATENA::BOOKMARK)

ナカニシヤ出版:新着情報(hatena::Keyword)

ナカニシヤ出版:新着情報(Yahoo!)

2009年11月27日金曜日

「仕分け」が問うものは何か?


今日のニュース

特集ワイド:白熱の事業仕分け 生き生き仕分け人/手震え涙の自衛官/失笑する傍聴者(毎日新聞)

お奨めの一冊

説明の心理学
説明社会への理論・実践的アプローチ

(前略)あちこちで説明が流れ,求められる社会,人々の説明によって形成される社会――これを「説明社会」と呼ぶことにする。説明の目的は字のごとく「説いて明らかにする」ことである。説明社会の誕生は,それだけ社会に明らかにするべきこと,不明なこと,見通しの悪いことが多くなったことを示している。ここには昨今のグローバル化や情報化の影響があるだろう。大量かつ多様な考えを短期間に理解する必要が生まれ,日々刷新される複雑な情報機器を使用しなければならなくなっている。
説明社会においてうまく生き延びていくにはどうすればよいのだろうか。生き延びるという表現は大袈裟なようであるが,説明に失敗すれば,社会的責任を問われることも,時には生命にかかわる事故を引き起こすこともある。そこまでいかなくとも,説明の良し悪しにより,さまざまな場面で他者から評価を受け,その評価が,例えば学校や職場での社会生活に影響することになる。(後略)(「プロローグ 説明社会の誕生」より一部抜粋