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2009年12月16日水曜日

大学生の自己分析:就職氷河期のために



今日のニュース

大学生など就職内定41%/10月末現在(朝日新聞)

お奨めの一冊

大学生の自己分析――
いまだ見えぬアイデンティティに突然気づくために

本章では,大学生がより生き生きと人生を送ってほしいという願いをこめて,そのために必要な自己分析の具体的な方法について記述してみたい。「自分」という存在の全体像は,永遠に知ることのできない厄介なものではあるが,その作業を適宜行うことは,人生を前向きにかつ謙虚に進めるうえで,非常に重要な点を内包していると考えられる。これまでの自分の人生を振り返ったり,「己れ」の長短を知ること等によって,これからの自分の人生に役立ててほしいというのがその趣旨である。本書の基本は,もちろんエリクソンの理論であるが,それを柱にしつつ,適宜それ以外の観点も幅広く取り入れながら記述していきたいと思う。(後略)(「第5章 大学生の自己分析の進め方」より一部抜粋

2009年12月7日月曜日

今月の朝日新聞サンヤツ広告の掲載について



お知らせが遅れましたが、今月の小社の朝日新聞サンヤツ広告は12月4日(名古屋以東)、12月6日(名古屋以西)に掲載されました。

掲載書籍は

  • 四手井綱英著 四手井綱英が語る これからの日本の森林づくり
  • 四手井綱英著 森林はモリやハヤシではない―私の森林論

    の2冊です。掲載されたサンヤツ広告については下記の朝日新聞社さまのサイトからご覧いただけます。
    朝日新聞社の小枠出版広告 今日のサンヤツ
  • 2009年12月2日水曜日

    アフガンと米欧協調の現在



    今日のニュース

    サルコジ仏大統領、米国のアフガン増派を歓迎(ロイター)

    お奨めの一冊

    不可欠な米欧協調――イラク以後の力と秩序
    (前略)著者は、本書で示された主要なアイデアは実証されたと言う。すなわち加盟国が何をなす時も共に確かめ合う限り、あらゆることを共にする必要はないという米欧協調関係の価値観である。それは、その時々の主たる安全保障問題を秩序立てて統御するためには、協調が「不可欠」だということである。9・11直後にブッシュが述べた「われらの味方でないものは敵だ」に対する一般大衆の好意は過ぎた、と著者は言う。もう一つのポイントとして、著者が指摘するのは、米欧同盟が安定した安全保障秩序の運営にとって今後も決定的であるかもしれないが、それは排他的なものではない、という点である。米欧同盟というコミュニティに他のパートナーも参加することを求められており、それは可能である、と著者は言う。そして著者は、「グローバルNATO」、「民主主義国家連盟」のような新たなイニシアチブを提示する必要があろうと、なかろうと日本はそのコミュニティに包摂される主要な候補国である、とわれわれ日本人にメッセージを発信する。(後略)(「訳者あとがき」より一部抜粋

    2009年12月1日火曜日

    円高が企業に与える影響を教科書的に復習すると……



    今日のニュース

    日銀:デフレ認定 「政府と連携」強調 円高加速、強く警戒(毎日新聞)

    お奨めの一冊

    国際経済学入門――グローバル化と日本経済
    円高になると、輸出企業の利益が減少する。たとえば1ドル=100円だったものが1ドル=90円になったとしよう。すると、財を輸出するときの収入が、1ドルの売上げにつき100円から90円へと減少してしまう。こうして輸出企業の利益は円高によって減少するわけである。事実、1円円高になるごとに、トヨタ自動車の年間営業利益が350億円減少し、ソニーの年間営業利益が60億円減少するといわれている(『日本経済新聞』2008年3月18日付)。(中略)
    反対に、海外から原材料を輸入している企業にとっては円高になると原材料のコストが低下するわけであるから、その企業の利益は増加することになる。実際、1円円高になるごとに、新日鉄の年間営業利益が10億円、王子製紙の年間営業利益が6億円増加するといわれている(『日本経済新聞』2008年3月18日付)。(後略)(「第2章 為替レートと外国為替市場 2 為替レートの経済活動への影響」より一部抜粋